考えるヒント読了
物を考えるとは、物を摑んだら離さぬという事だ。
【良心】
— 小林秀雄bot (@hideo_critic) 2015, 1月 30
なので読んでみました。
- 作者: 小林秀雄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/08
- メディア: 文庫
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小林秀雄については各位Wikiってもらうとして、
この本は彼が書いたエッセイ集です。
彼のメインウェポンである批評文ではなく、
エッセイ集なのでかなり読みやすい。
と、そう思っていたんですが、甘かったです。
とりあえず全部読みましたが頭に入ったのは1/3でしょうか。
エッセイのテーマとしては、
"常識","漫画","役者"などなど抽象的かつ広範です。
それぞれについて、そんな細かいコト考えてどうすんのって
トコまで考えてあるんで難しいですな。
逆に、僕が過去に突き詰めて考えたことがあるテーマに対しては
非常に面白く読めました。
個人的には"役者"は人前で演技をガチでやったことが
ある人は全員一度は読んでほしいと思ったくらいの
ヒットでした。
"常識"、"読者"とかはどこから始まって
どこに着地したのかが良く分からんくらい
意味不明でした。嗚呼。。。
これが全部本当に面白いと思えるのはもっと年食ってからかな。。。