受注生産に徹すれば利益はついてくる!読了
仕事柄、ERPシステムを受注生産方式で
作っているのだが、
最近、受注生産方式とERPシステムって
噛み合わなくないか?と思い、
一般的に受注生産方式がどんな感じか
つかむために読んだ。
受注生産に徹すれば利益はついてくる! -取引先に信頼で応える“おもてなし"経営-
- 作者: 本間峰一
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2014/03/19
- メディア: 単行本
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まあ、いつも僕が読んでいるこのブログの書評から
読もうと思ったんだけど。
書評:「受注生産に徹すれば利益はついてくる!」 本間峰一・著 : タイム・コンサルタントの日誌から
読後感だが、
概ね上記の書評通り、
受注生産にありそうな課題とその対処、
背景に制約理論があったり。
タイトルから考えたら当たり前なのだが、
この本の主題はユーザ側に近く、
ちょっとこれをそのままシステム開発に
応用するのは難しいかなぁと思った。
ただしユーザ側が受注生産をやっている場合、
課題としてこういうものが想定されるのね、
っていうのはちょっと残ったかな。
読後メモ:
・ERPは守りの経営戦略でしかない
・受注生産にマーケティング戦略論はそぐわない
・ブルウィップ効果(消費者から生産者に近づくに従い需要のブレが大きくなっていく)
・MRP生産管理システムは受注生産には使えない
・代わりに流動数曲線管理を使うべき
・理想的な現場管理システムはいらない