うどんこのお雑煮

映画とか読書とかジャグリングとか歴史。

ユーモア・イズ・パワー!!オデッセイ鑑賞

オデッセイを観ました。

2015年の映画。
同年に、キングスマンジュラシックワールド
マッドマックス等。
邦画は永遠の0、超高速参勤交代等。

火星に取り残されてしまった
マット・デイモンがどうにかして
生き延びようとする話。

監督はリドリー・スコット
エイリアンとかブレードランナーですね。
主演はマット・デイモン
ジェイソン・ボーン

70点。
いい映画でした。

この映画はちょっと面白い仕掛けが
ありまして、
普通サバイバルものって、
何か重苦しい雰囲気の中で
頑張る感じになりがちだと
思うんですが、
この映画はちょっと違って
生き残ってやるぜ!っていう
ポジティブ全開です。
(お前もうちょっと絶望しろ
ってくらいポジティブです。)

で、この映画が言いたいことって、
絶望的な状況になればなるほど、
ユーモアを欠いてしまえば
人間は死んでしまうよ
っていう
ことだと思います。

ワインバーグ先生も言っていました。
プログラマーにとって重要な性格特性の最後に、
ユーモアのセンスを挙げたい。コンピュータは
われらをあざけり笑うため、一緒になって
自分を笑うことができない人は、
そう長い間プログラミングに耐えられないだろう。」

(僕の本業はプログラマです。
こういう上司欲しい。)

でやっぱりこの映画って、
マット・デイモン
クソジョークを飛ばしまくっていたり、
全編にわたって70sディスコ・ミュージックが
かかっていたり、
クルーの冗談が相当きつかったりするんですが、
そこがいいんですよね。
あー、強いなこの人達。っていう感じで。

ちょっとだけ残念に思うのは、
この映画はやたらディスコが流れて、
その歌詞の中身と映画の状況の
シンクロが結構重要な映画なんですけど、
日本人たる僕にはちょっと
歌詞が分からなくて、
すげー残念でした。(権利関係でできないらしい)
まあ大体ニュアンスで分かるんですけど。

ユーモアイズパワー。
元気になれる映画でした。